医療への利用 タラソテラピー

どんなものに活用されてるの?

どんなものに活用されてるの?医療への利用 タラソテラピー

 タラソテラピーとは、ギリシャ語の「タラサ:海」とフランス・ドイツ語の「セラピー:治療」を合わせた言葉で、「海洋療法」を意味します。

 フランス医学アカデミーが「海洋性気候の中で海水、海藻、海泥を用いて行う治療」と定義しているように、海洋療法は自然の海洋環境がもたらす快適性や海洋生物などの資源を最大限活用した健康法です。日本では医学的治療法としては未公認ですが、リゾート施設などのリラクゼーションに取り入れられています。

 タラソテラピーに海洋深層水を使用した施設では、利用者から「疲れがとれた」「肩こりや腰痛が治った」などの評価がありました。医学的な効果についても、高血圧症の課題である拡張期血圧が降下する傾向が確認されています。また皮膚温を入浴前後で比較すると、海洋深層水が真水や海洋表層水よりも高く、温浴によるリラックス作用も優れているとの結果が出ています。

 一般的なタラソテラピーに海洋深層水を活用することで、より高く健康への効果が期待できるといえます。

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