JR西日本・JR東日本連携 北陸初の新幹線鮮魚輸送!

 

「海洋深層水の富山湾で水揚げされた魚介類を鮮度を保ったまま東京に輸送する」という北陸新幹線開業5周年記念 きときと富山「うまさ一番 富山のさかなフェア」in 東京駅を、2020年2月3日(月)~29日(土)まで開催し、同時に、富山湾の海の幸を新幹線で直送!KITTE でイベントも開催している。

富山の方言で「新鮮」を意味する「きときと」を実現するため、JR東日本とJR西日本は両社の営業エリアを跨る北陸初の「新幹線鮮魚輸送」を行っている。

富山県は3,000m級の立山連峰と水深1,000mにも及ぶ富山湾を4~50kmの平野が結ぶ豊かな土地。富山湾は深部に日本海固有水、つまり、海洋深層水があり、水深300mまでの表層部には暖流である対馬海流が流れ込むため、500種類もの魚が生息する豊饒な湾となっている。今回のフェアではこの豊かな富山湾で水揚げされた新鮮な魚介類を新幹線で東京駅へ輸送し、獲れたての魚を味わっていただくことで富山の魅力をアピールする。

海洋深層水による牡蠣の長期保存方法に関する特許権取得は、株 式 会 社 ゼ ネ ラ ル ・ オ イ ス タ ーが平成31年に、病原性ウイルスや細菌の汚染がない清浄性とミネラル成分豊富(無機栄養塩類豊富)な海洋深層水を用いてかけ流して畜養することにより、長期間に渡りカキの身、鮮度及びミネラル成分を保持または向上したカキを提供することができる、カキの長期保存方法に関して取得しているが、海洋深層水の清浄性には、1)生物がほとんどいない、2)病原・汚染生物がいない、3)難分解性有機汚染物質(POPs)などの有害化学物質をほとんど含まない、4)懸濁物質・溶存および懸濁有機物・重金属類・放射性物質の量はいずれもきわめて微量 ということで、保存にも使われてきた経緯がある。

「天然の生け簀」ともいわれる富山湾では冬の王様と言われる「鰤(ぶり)」「高志の紅ガニ」をはじめ、「ホタルイカ」「白エビ」など多種多様な魚介類が水揚げされていて、今回のフェアは、富山の海洋深層水で育ったこれらの新鮮な魚介類を鮮度を保ったまま新幹線で輸送し、東京駅構内27店舗38メニューでご提供するというもの。

JR東日本とJR西日本は、富山湾で朝水揚げした魚介類を北陸新幹線で輸送し、午後には東京駅構内の飲食店でメニューとして提供する取り組みを2020年2月3日~29日の期間行っている。新幹線の定期列車を使うことで、トラックの半分程度に輸送時間を圧縮し、高鮮度の維持とトラックの運転手不足解消を目指す「新幹線物流」は、JR東日本が2017年から様々な形で実証実験を行なっている。JR2社にまたがるエリアで行なうのは初で、約1カ月間毎日行うのも初めて。

富山で朝積み込んだ鮮魚が昼過ぎには東京駅に到着(2月5日の東京駅での荷下ろし)

富山県は3,000m級の立山連峰と水深1,000mにも及ぶ富山湾を4~50kmの平野が結ぶ豊かな土地。富山湾は深部に日本海固有水(海洋深層水)があり、水深300mまでの表層部には暖流である対馬海流が流れ込むため、500種類もの魚が生息する豊饒な湾となっています。

2月5日(水)、東京駅構内「KITTE丸の内」地下1階「東京シティアイ」パフォーマンスゾーンにて、「うまさ一番 富山のさかなフェア」記念セレモニーが行われました。

富山県知事の石井隆一さん(写真 一番右)は同県の魅力をアピールするとともに「富山県はお魚が美味しいことが知られてきた。せっかく北陸新幹線が通ったのだから、これを活用して富山に足を運んでいただければ富山県もJRも嬉しい。富山県は、3000m級の立山連峰、水深1000m級の富山湾、これを直径40~50キロの富山平野がつなぐ大変ダイナミックな地形。かつ立山には年間5000ミリを超す雨と雪が降る。これは世界で最も雨が多いと言われているマーシャル諸島よりも多い。その豊かで清らかな水が、富山平野を潤して、富山湾に注ぎこむ。水深300mぐらいまでは温かい千島暖流が入り込んでくる。300m以下は冷たい日本海固有水の海洋深層水。富山湾は温かいところが好きな魚も、冷たいところが好きな魚もいる。日本海には800種類の魚が生息すると言われているが、富山湾だけで500種類生息している。富山県は魚がおいしいということは知られてきたが、もっと東京の皆さまにアピールしたいとJRさんと相談し、せっかく北陸新幹線が通ったのでこれを活用することになった。」とコメント。

西日本旅客鉄道株式会社執行役員金沢支社長の前田洋明さん(写真左から二人目)は北陸新幹線開業5数年に触れ、今回の新幹線輸送が「北陸新幹線で魚を運ぶのも、JR西の新幹線で運ぶのも、(JR西と東の)二社で運ぶのも初めて」と今回の新幹線輸送について語りました。

今回の企画は、北陸新幹線が3月14日で開業5周年を迎えることを記念して富山県の協力のもとで行う。「きときと富山うまさ一番富山のさかなフェア」と題し、東京駅の改札内外の飲食店27店舗で、新幹線物流で運んだ魚介類を使った38メニューを用意する。富山・新湊漁港で朝水揚げされた鮮魚は、富山駅10時05分発の北陸新幹線かがやき508号に積み込まれ、東京駅に12時20分に到着する。

輸送される魚種は、紅ズワイガニ、ニギス、ウマヅラハギ(カワハギ)、ヒラメ、スルメイカ、イイダコなど10種類強で、毎日6箱(約20~30kg)を、以前は車内販売の基地だったスペースを活用して運ぶ。JR東日本では19年3月以降、車内販売を縮小しており、空きスペースの有効活用にもつながる。現時点では運べる量は、新幹線の停車中に積み込める量に限られ、「座席を取り払って、貨物専用スペースを作るところまでは考えていない」(JR東日本担当者)という。

「富山湾の宝石」と呼ばれる「白えび」は、改札内「グランスタ」の「豆狸」が「白えびいなり」(216円)を1日限定100食、改札外「グランルーフ」の「天ぷら天喜代」で「白えびの唐揚げ」(600円)を1日限定10食など、手頃な価格で販売する。

参照 株式会社エキスプレス 鉄道チャンネル 他

PAGE TOP