北海道・岩内で行われた「春の深層水まつり」

さる2015321() 10001300 北海道・岩内の地場産業サポートセンターで「春の深層水まつり」が行われ、好評を博したようである。

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「深層水まつり」は通常、夏と秋に行われるが、昨年から始まった今回の春は、商品の物販がなく、深層水の無料分水や深層水を使って育てたジャガイモのフライや恒例の100杯限定のトマトのスープの他、人気料理マンガ「クッキングパパ」の22巻で紹介されて、ネットで話題になっている、にしんのおにぎらずなど、深層水でさらに美味しくなった食べ物を味わえて、子供も楽しめるお祭りだったようである。

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会場では、岩内第二中の生徒たちが案した「深層水炭酸ジュース」などを配布した。

 

岩内第二中は、深層水の消費拡大策の検討に取り組んでおり、深層水から抽出した塩を混ぜた炭酸ジュースは、「ほどよい甘さでおいしい」と大人にも好評だったようである。
日本海・岩内海洋深層水の特性

 

 

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岩内湾の水深300m付近の水温は年間を通して1.1~1.6℃程度であり、変動も1℃未満と低温で安定しており、汲上げ時でも5℃程度を保っており、日本で最も低温のまま利活用が可能が最大の特徴である。

清浄性も優れており、生細菌数の表層水の約1/10程度で、他県との比較でも汚染が進む地下水と比べ極めて清浄。有害微生物が存在せず、にごりや有機物量も少ないなど極めて高品質で安全という評価を受けている。

ミネラルバランスに優れており、中でもケイ酸態ケイ素やカルシウム、フッ素が他地域より多く含まれている。

岩内の海洋深層水の利用により、発酵食品の「カルシウム」や「マグネシウム」「リン酸」などが酵母や麹の増殖を活発にし、アミノ酸の生成や乳酸発酵を順調に進めるなどの発酵作用が高まるということで、味噌や醤油、酒などの醸造に使われ、発酵がうまくいき、上質なものができるということである。

 

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そういうことで、岩内の海洋深層水は、様々な商品に活用されている。

 

 

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