相模湾の海洋深層水を利用した甘くて酸味のあるフルーツトマトが登場!

たまた海洋深層水が活躍してくれました!
海洋深層水が野菜の栽培や魚の養殖などに利活用されているのは、当サイトでもたくさん紹介してきましたが、このたび、フルーツトマトにうまく利用することで、糖度の高いトマトの栽培が成功したというニュースが飛び込んできました。

 

神奈川県平塚市横内にある清水農園では、伊豆半島沖の相模湾から取水した海洋深層水をトマトの水耕栽培に使用しているそうです。

 

トマトに深層水を使うとどうなる?

 

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一般的に、植物の根に海水や海水塩を高濃度に施用すると、根が水分を吸収しにくくなることが分かっています。このような、水分を吸収しにくくなる水ストレスや、塩ストレスをトマトに与えることで、糖度の高いトマトができあがるという農法は、広く認知されています。抗酸化や浸透圧の関係で、糖やアミノ酸、抗酸化物質などの有用物質を集積させることによって、実にぎゅっと美味しさを凝縮させることができるのだそうです。

 

そんな中、清水農園の清水昇さんは、トマトに塩ストレスを与えるために、相模湾の深層水を使ったそうです。すると、実が引き締まり、糖度たけでなく、ミネラル分までもが増したとのこと。まさに海の恵みたっぷりのミネラル分の豊富な海洋深層水がもたらした恩恵に預かったトマトといえます。

 

また、清水さんによると、このトマトは収穫期の中でも、2~3月には糖度が8度を超えるそうです。糖度8度は、なんと一般的な市販トマトの約2倍というのですから驚きです!しかも甘さの中に、酸味もあって、濃い味が自慢だともいわれています。一度食べずにはいられないトマトです。

 

(※ トマトの画像はイメージです)

 

相模湾の海洋深層水の特徴

このトマトの名は、「湘南のきらめき」。相模湾のきらきらした海をイメージしてつけられたそうです。まさに相模湾の海洋深層水がもたらしてくれた恩恵が、名前にそのまま反映されています。

 

この相模湾の海洋深層水の特徴は、湧昇として湧き上がってきており、多分に栄養を含むという点にあります。相模湾ならではの深層水の特徴が、トマトに十二分に生かされているところも注目です。

 

この「湘南のきらめき」、どこで手に入るのでしょうか? 現在は、清水農園の直売の他、神奈川県平塚市のスーパーなどで販売されているそうです。お値段は、1個80グラムほどのM玉が、1箱18個入りで2千円前後とのこと。ぜひお試しを!

 

【清水農園】
住所:〒254-0002 神奈川県平塚市横内3645
Tel/Fax:0463-55-0249
WEB:http://www.shimizu-farm.com/

 

参照元

 

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