ハワイの新しいお土産にいかが?程よい塩味 コナの海洋深層水アワビ缶
土曜日の朝市がにぎわうハワイのKCCファーマーズ・マーケットでは、ハワイ島コナ産の高級アワビをBBQで食することができます。実はこのアワビ、コナ近海の深水915メートルからくみ上げられた海洋深層水を使った養殖物。人口飼料を一切使わず、同じ海洋深層水で養殖した海藻で育てられています。地元を訪れた観光客は養殖見学ツアーに参加できるなど、養殖場はすでに観光スポットとしても人気です。そんな海洋深層水アワビが缶詰になって登場しました。缶を開けてすぐ、程よい塩味のついたアワビをそのままスライスして食べることができます。販売会社(ビッグアイランド・アバロニ社)の社長によれば、アワビの炊き込みごはんやアワビチャーハン、ボンゴレ風アワビスパゲティーなどにもアレンジできるとのこと。新しいハワイ観光土産に、ぜひ日本に持ち帰ってみてはいかがでしょうか。
一粒一粒が大きくボリューム大!沖縄久米島深層水漬けの海ぶどう
日本でも負けてはいません。海洋深層水といえば沖縄の久米島。そんな久米島にも海洋深層水を利用した海産物があります。中でも「球美の海ぶどう」は、久米島沖の深水612メートルからくみ上げられた海洋深層水で養殖された海ぶどう。養殖だからこその通年出荷が実現しました。海洋深層水で漬けたまま製品化されているのも、保存がきくから。もちろん食べるときに水で戻せば、海ぶどう特有の新鮮なプチプチ感が甦ります。通常よりも一粒一粒が大きく粒がぎっしり詰まっているのも養殖ならでは。食べごたえのある海ぶどうをサラダや海鮮丼にしてさっぱり酢醤油などでいただくのがおすすめです。深海の味をぜひ食卓に取り入れてみましょう。
甘さの中に塩味が効いた滑川の深海塩サイダー
続いては富山県滑川沖の海洋深層水を使った「深海塩サイダー」。滑川市中川原にある「ほたるいかミュージアム」にて、15周年記念品として販売されています。
地元の水や特産物などを使用する"地サイダー"ブームに乗り、滑川の名物海洋深層水も、トンボラムネでおなじみの日本最古のラムネメーカー、トンボ飲料と共同でサイダー化。
海洋深層水の塩が濃度0.2%で配合されており、甘さの中に塩気の効いたさっぱりとした味わいとなっているそう。
館内の「みちcafe wave」や深層水体験施設タラソピアで手に入ります。滑川に訪れた際は、地元でしか味わえない、はじける深海の味を堪能してみたいものですね。
(画像提供:ほたるいかミュージアム様)
参考
朝市で人気のハワイ産アワビが缶詰に
球美の海ぶどう
深層水で地サイダー 滑川・ほたるいかミュージアム