入善町役場での試食会
入善漁協の「あわびご飯弁当」は、富山湾の海洋深層水で蓄養したアワビを使用したもので、北陸自動車道の有磯海サービスエリア(SA)で2015年1月10日から販売された。
刻んだアワビ一個分と入善産コシヒカリを富山湾の海洋深層水で炊きあげたもので、おかずには小さめのアワビの天ぷら二個、生麩(なまふ)、シメジの煮物、コンブ、干しエビの酢あえが添えられている。
写真の様に、竹の皮で編んだ器で、上品な田舎風のイメージになっている。
入善町役場での試食会では、入善町漁協の車正利組合長(67)は「アワビとゴマの香りが良く、とてもおいしくなっている」、笹島春人入善町長は「アワビの歯応えが良く、好まれる味。多くの人に味わってほしい」とアピールした。
2002年には、愛媛県から養殖アワビを仕入れ、入善沖で取水した海洋深層水を利用して、全国初のアワビの蓄養を始めたが、2011年から年一回、町内の小中学校であわびご飯を提供できるようになっていた。
2014年春から弁当づくりに取り組み、将来的には、北陸新幹線の駅弁にと期待が込められている。
弁当は一個1.296円(税込み)。予約も含めて一日の製造数は30個限定。予約は5日前までに。予約先は入善漁協=電0765(76)0111まで。
※中日新聞・朝日新聞