沖縄県久米島海洋深層水中の血圧上昇抑制物質

海洋深層水で血圧抑制!沖縄県久米島海洋深層水中の血圧上昇抑制物質


 沖縄県久米島海洋深層水中に含まれる血圧上昇抑制物質について、琉球大学と沖縄県海洋深層水研究所の研究グループにより確認され、「第 6回海洋深層水利用研究会全国大会 海洋深層水2002久米島大会」において発表されています。ケイ素を多く含む海洋深層水をラットに飲用させると、血圧上昇抑制効果があったことが明らかにされています。

 

■研究員

本村 今日子、飯沼 喜朗、宮城 郁子、真栄平 房子 (琉球大学)
須藤 裕介 (沖縄県海洋深層水研究所)

■研究内容

テーマ 海洋深層水中の血圧上昇抑制物質
研究時期 ~2002年11月
研究対象 自然発症高血圧ラット

■研究方法

自然発症高血圧ラットに沖縄県海洋深層水研究所で取水した深層水に可溶性ケイ素化合物を混和したもの及び、表層水を飲用させ、血圧測定を行う。

■研究結果

 表層水を飲用したラットは血圧上昇が抑制されていませんでした。一方で、深層水に可溶性ケイ素化合物を混和したものについては血圧上昇が抑制されていました。
これらのことより、海洋深層水と可溶性ケイ素化合物の混和物に血圧上昇抑制作用の増強効果があることが明らかになりました。

■資料提供

第 6回海洋深層水利用研究会全国大会 海洋深層水2002久米島大会
「海洋深層水中の血圧上昇抑制物質」・・・沖縄県久米島海洋深層水についての研究成果

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