室戸海洋深層水飲料でヒトの体内でもピロリ菌抑制効果が確認!!

 

ピロリ菌増殖抑制!室戸海洋深層水から調製した高ミネラル飲料の作用成分の推定

 室戸海洋深層水※1から調製した高ミネラル水がピロリ菌に及ぼす影響※2について、赤穂化成株式会社と高知大学医学部の共同により、研究が重ねられてきました。今回はその水を構成する主要なミネラル(Mg、Ca、Na、K)ごとの生体外におけるヘリコバクター・ピロリ菌の増殖抑制と運動性抑制に及ぼす影響について検討され、その研究成果が、第39回日本臨床検査自動化学会(2007年9月28日)で発表されました。
 ヘリコバクター・ピロリ菌(以下、ピロリ菌)は、世界人口の40~50%が感染していると想定され、人の胃内に定着・感染し、上部消化管疾患をはじめとした様々な疾患へ関与することが報告されています。現在、ピロリ菌の除菌はプロトンポンプ阻害剤と2種類の抗生物質の3剤療法により実施されていますが、耐性菌の出現や薬の副作用などによる除菌不成功例の増加が問題視されています。
 今回の研究では、ピロリ菌に対する高ミネラル水の作用機構の解明に向けて、高ミネラル水に含まれる主要なミネラル(Mg、Ca、Na、K)の塩溶液を作製し、ピロリ菌に対する増殖抑制及び運動性抑制効果について検討が行われました。
 その結果、増殖抑制及び運動性抑制効果は菌株により差が見られましたが、全てのミネラルで濃度依存的な抑制効果の上昇が見られ、特にNa、Kと比較して、Mg、Caの方がより低い濃度で増殖抑制・運動性抑制効果を示す傾向が認められました。したがって、ピロリ菌の増殖や運動性を抑制するには、Na、KよりもMg、Caを多く含む水の方がより効果的であることが示されました。

※1:室戸海洋深層水
一般的に海洋深層水とは、太陽の光さえ届かない水深200m以深の水温が急に冷たくなっている層にある海水のことをいいます。その海水は陸水や大気由来の化学物質にさらされる機会が少ないため、きわめて清浄です。「室戸海洋深層水」は、高知県室戸沖の水深344mから汲み上げられた水をいいます。

※2:研究成果
1)『室戸海洋深層水から調製した高ミネラル水「海の深層水 天海の水硬度1000」による室戸海洋深層水100%飲料(硬度1000)、ピロリ菌の増殖抑制に及ぼす影響』(2005年9月30日「日本臨床検査自動化学会第37回大会」で発表)
2)『室戸海洋深層水から調製した5種類の高ミネラル水による、ピロリ菌の増殖抑制と運動性抑制に及ぼす影響』(2006年5月24日「106th General Meeting[American Society For Microbiology]」で発表)
3)『室戸海洋深層水から調製した硬度の異なる水による、ヘリコバクター・ピロリ菌の増殖抑制と運動性抑制に及ぼす影響』(2006年10月13日「日本臨床検査自動化学会第38回大会」で発表)
4)『室戸海洋深層水から調製したミネラル比の異なる高ミネラル水による、ヘリコバクター・ピロリ菌の増殖抑制と運動性抑制に及ぼす影響』(2006年11月10日「第53回日本臨床検査医学会」で発表)

■研究員

竹内啓晃、杉浦哲朗   (高知大学医学部 病態情報診断学教室)
山本悦子、安川岳志、中川光司、池上良成 (赤穂化成株式会社)

■研究内容

テーマ 室戸海洋深層水から調製した高ミネラル飲料の作用成分の推定
ミネラル(Mg、Ca、Na、K)ごとのヘリコバクター・ピロリ菌に対する増殖抑制と運動性抑制に及ぼす影響

研究期間 2006年2月~2007年5月

試験水および使用菌株
[試験水] MgCl2、CaCl2、NaCl、KCl溶液
(カチオン(陽イオン)濃度を一定にした溶液〔カチオン濃度:983mg/L、1966 mg/L、3933 mg/L〕、アニオン(陰イオン)濃度を一定にした溶液〔アニオン濃度:3640 mg/L〕を作製)
[対照水] ミリQ水
[使用菌株] 臨床分離株を中心に約51株
KMTシリーズ:高知大学医学部附属病院臨床分離株
NYシリーズ:抗生物質(メトロニダゾールおよびクラリスロマイシン)耐性株(日本株)
NTCC11637株:臨床分離株(米国株)
26695株:遺伝子レベルまでよく解析されている臨床分離株(欧州株)
HPK5:臨床分離株(日本株)
HPKT510:遺伝子組み換えにて作製したHPK5のcdrA遺伝子(細胞分裂関連遺伝子)破壊株
[培地組成]
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■増殖抑制試験方法

 ブルセラブロス寒天培地(馬血清10%添加)より十分に生育したピロリ菌を集菌し、ブルセラブロス培養液に懸濁しO.D.600=0.4になるように調整後、この溶液を104、105、106倍に希釈。試験水または対照水を含む寒天培地に希釈した菌懸濁液を10μLずつ滴下後、37℃、CO2 10%環境下で3日間培養し、コロニー数(CFU)を測定。

■運動性抑制試験方法

  ブルセラブロス寒天培地(馬血清10%添加)より十分に生育したピロリ菌を試験水または対照水を含む軟寒天培地に接種。37℃、CO2 10%環境下で7日間培養し、コロニーの直径を測定。

■評価方法

 対照におけるコロニー数、コロニーの直径を100%として、カチオン濃度を一定にした試験水では増殖抑制効果と運動性抑制効果を判定。アニオン濃度を一定にした試験水では増殖抑制効果を判定。試験は3回以上行い、対照に比して80%より小さい値を示したものを増殖抑制効果・運動性抑制効果ありと判定。試験は3回以上行い、複数回の試験において、抑制効果を示した試験の割合が50%以上のものを増殖抑制効果・運動抑制効果ありとした。
 なお、増殖抑制の評価では、試験水に於いてコロニーサイズが対照水に比べて明らかに小さい場合でもコロニー数が同等であれば、効果なしと厳しく評価した。(コロニーサイズは菌数を反映するため、コロニーサイズが小さいことは増殖抑制されていると生物学的に解釈される。)

効果のあった試験回数/総試験回数 > 50% ⇒ 増殖・運動性抑制効果ありと判定

■試験結果

1)増殖抑制試験、運動性抑制試験共に、全ての主要なミネラルにおいて濃度依存的に抑制効果が見られた。
2)同濃度では、Na、Kと比較してMg、Caで高い増殖抑制効果・運動性抑制効果が見られた。
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□資料提供:赤穂化成株式会社
・発表日:2007年9月28日
・発表会名:第39回日本臨床検査自動化学会
・発表者:赤穂化成株式会社

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室戸海洋深層水から調製した高ミネラル飲料の作用成分の推定

 

ピロリ菌増殖抑制!室戸海洋深層水から調製した高ミネラル飲料の作用成分の推定

 室戸海洋深層水※1から調製した高ミネラル水がピロリ菌に及ぼす影響※2について、赤穂化成株式会社と高知大学医学部の共同により、研究が重ねられてきました。今回はその水を構成する主要なミネラル(Mg、Ca、Na、K)ごとの生体外におけるヘリコバクター・ピロリ菌の増殖抑制と運動性抑制に及ぼす影響について検討され、その研究成果が、第39回日本臨床検査自動化学会(2007年9月28日)で発表されました。
 ヘリコバクター・ピロリ菌(以下、ピロリ菌)は、世界人口の40~50%が感染していると想定され、人の胃内に定着・感染し、上部消化管疾患をはじめとした様々な疾患へ関与することが報告されています。現在、ピロリ菌の除菌はプロトンポンプ阻害剤と2種類の抗生物質の3剤療法により実施されていますが、耐性菌の出現や薬の副作用などによる除菌不成功例の増加が問題視されています。
 今回の研究では、ピロリ菌に対する高ミネラル水の作用機構の解明に向けて、高ミネラル水に含まれる主要なミネラル(Mg、Ca、Na、K)の塩溶液を作製し、ピロリ菌に対する増殖抑制及び運動性抑制効果について検討が行われました。
 その結果、増殖抑制及び運動性抑制効果は菌株により差が見られましたが、全てのミネラルで濃度依存的な抑制効果の上昇が見られ、特にNa、Kと比較して、Mg、Caの方がより低い濃度で増殖抑制・運動性抑制効果を示す傾向が認められました。したがって、ピロリ菌の増殖や運動性を抑制するには、Na、KよりもMg、Caを多く含む水の方がより効果的であることが示されました。

※1:室戸海洋深層水
一般的に海洋深層水とは、太陽の光さえ届かない水深200m以深の水温が急に冷たくなっている層にある海水のことをいいます。その海水は陸水や大気由来の化学物質にさらされる機会が少ないため、きわめて清浄です。「室戸海洋深層水」は、高知県室戸沖の水深344mから汲み上げられた水をいいます。

※2:研究成果
1)『室戸海洋深層水から調製した高ミネラル水「海の深層水 天海の水硬度1000」による室戸海洋深層水100%飲料(硬度1000)、ピロリ菌の増殖抑制に及ぼす影響』(2005年9月30日「日本臨床検査自動化学会第37回大会」で発表)
2)『室戸海洋深層水から調製した5種類の高ミネラル水による、ピロリ菌の増殖抑制と運動性抑制に及ぼす影響』(2006年5月24日「106th General Meeting[American Society For Microbiology]」で発表)
3)『室戸海洋深層水から調製した硬度の異なる水による、ヘリコバクター・ピロリ菌の増殖抑制と運動性抑制に及ぼす影響』(2006年10月13日「日本臨床検査自動化学会第38回大会」で発表)
4)『室戸海洋深層水から調製したミネラル比の異なる高ミネラル水による、ヘリコバクター・ピロリ菌の増殖抑制と運動性抑制に及ぼす影響』(2006年11月10日「第53回日本臨床検査医学会」で発表)

■研究員

竹内啓晃、杉浦哲朗   (高知大学医学部 病態情報診断学教室)
山本悦子、安川岳志、中川光司、池上良成 (赤穂化成株式会社)

■研究内容

テーマ 室戸海洋深層水から調製した高ミネラル飲料の作用成分の推定
ミネラル(Mg、Ca、Na、K)ごとのヘリコバクター・ピロリ菌に対する増殖抑制と運動性抑制に及ぼす影響

研究期間 2006年2月~2007年5月

試験水および使用菌株
[試験水] MgCl2、CaCl2、NaCl、KCl溶液
(カチオン(陽イオン)濃度を一定にした溶液〔カチオン濃度:983mg/L、1966 mg/L、3933 mg/L〕、アニオン(陰イオン)濃度を一定にした溶液〔アニオン濃度:3640 mg/L〕を作製)
[対照水] ミリQ水
[使用菌株] 臨床分離株を中心に約51株
KMTシリーズ:高知大学医学部附属病院臨床分離株
NYシリーズ:抗生物質(メトロニダゾールおよびクラリスロマイシン)耐性株(日本株)
NTCC11637株:臨床分離株(米国株)
26695株:遺伝子レベルまでよく解析されている臨床分離株(欧州株)
HPK5:臨床分離株(日本株)
HPKT510:遺伝子組み換えにて作製したHPK5のcdrA遺伝子(細胞分裂関連遺伝子)破壊株
[培地組成]
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■増殖抑制試験方法

 ブルセラブロス寒天培地(馬血清10%添加)より十分に生育したピロリ菌を集菌し、ブルセラブロス培養液に懸濁しO.D.600=0.4になるように調整後、この溶液を104、105、106倍に希釈。試験水または対照水を含む寒天培地に希釈した菌懸濁液を10μLずつ滴下後、37℃、CO2 10%環境下で3日間培養し、コロニー数(CFU)を測定。

■運動性抑制試験方法

  ブルセラブロス寒天培地(馬血清10%添加)より十分に生育したピロリ菌を試験水または対照水を含む軟寒天培地に接種。37℃、CO2 10%環境下で7日間培養し、コロニーの直径を測定。

■評価方法

 対照におけるコロニー数、コロニーの直径を100%として、カチオン濃度を一定にした試験水では増殖抑制効果と運動性抑制効果を判定。アニオン濃度を一定にした試験水では増殖抑制効果を判定。試験は3回以上行い、対照に比して80%より小さい値を示したものを増殖抑制効果・運動性抑制効果ありと判定。試験は3回以上行い、複数回の試験において、抑制効果を示した試験の割合が50%以上のものを増殖抑制効果・運動抑制効果ありとした。
 なお、増殖抑制の評価では、試験水に於いてコロニーサイズが対照水に比べて明らかに小さい場合でもコロニー数が同等であれば、効果なしと厳しく評価した。(コロニーサイズは菌数を反映するため、コロニーサイズが小さいことは増殖抑制されていると生物学的に解釈される。)

効果のあった試験回数/総試験回数 > 50% ⇒ 増殖・運動性抑制効果ありと判定

■試験結果

1)増殖抑制試験、運動性抑制試験共に、全ての主要なミネラルにおいて濃度依存的に抑制効果が見られた。
2)同濃度では、Na、Kと比較してMg、Caで高い増殖抑制効果・運動性抑制効果が見られた。
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□資料提供:赤穂化成株式会社
・発表日:2007年9月28日
・発表会名:第39回日本臨床検査自動化学会
・発表者:赤穂化成株式会社

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室戸海洋深層水から調製したミネラル比の異なる高ミネラル水によるヘリコバクター・ピロリ菌の増殖抑制と運動性抑制に及ぼす影響

 

ピロリ菌増殖抑制!室戸海洋深層水から調製したミネラル比の異なる高ミネラル水によるヘリコバクター・ピロリ菌の増殖抑制と運動性抑制に及ぼす影響

室戸海洋深層水※1から調製したミネラル比の異なる高ミネラル水による、生体外でのヘリコバクター・ピロリ菌の増殖抑制と運動性抑制に及ぼす影響についての検討が赤穂化成株式会社と高知大学医学部との共同で行われ、第53回日本臨床検査医学会で発表されました。
 ヘリコバクター・ピロリ菌(以下、ピロリ菌)は人の胃内に定着・感染し、上部消化管疾患をはじめとした様々な疾患へ関与することが報告されています。現在、ピロリ菌の除菌にはプロトンポンプ阻害剤と2種類の抗生物質の3剤療法により実施されていますが、耐性菌の出現や副作用などによって除菌不成功例が増加しています。これまで赤穂化成株式会社は、高知大学医学部と共同で以下の発表を行いました。
①室戸海洋深層水100%飲料(硬度1000)によるピロリ菌の増殖抑制に及ぼす影響※2
②室戸海洋深層水から調製した5種類の高ミネラル水による、ピロリ菌の増殖抑制と運動性阻害に及ぼす影響。※3
③室戸海洋深層水から調製した硬度※4の異なる水によるヘリコバクター・ピロリ菌の増殖抑制と運動性抑制に及ぼす影響※5
 今回の試験では、臨床分離株53株のピロリ菌に対する、Mg(マグネシウム)、Ca(カルシウム)比が異なる海洋深層水の増殖抑制と運動性抑制効果について検討が行われました。試験には海洋深層水より調製したミネラル比の異なる高ミネラル水(硬度2000相当)4種類が用いられ、対照にはミリQ水を用いて増殖抑制試験ならびに運動性抑制試験が実施されました。
 増殖抑制試験ではブルセラブロス(馬血清10%添加)寒天培地で2日間培養したピロリ菌をブルセラブロス培養液に懸濁し、この懸濁液を適宜希釈し、試験水または対照水を含むブルセラブロス寒天培地に10μLずつ滴下した後、37℃、CO210%の環境下で3日間培養した後の生菌数(CFU)を測定されました。
 また、運動性抑制試験ではブルセラブロス寒天培地で2日間培養したピロリ菌を試験水または対照水を含むブルセラブロス軟寒天培地に接種。37℃、CO210%の環境下で7日間培養した後、コロニーの直径が測定されました。
結果、対照における生菌数及びコロニーの直径を100%として、試験水のピロリ菌増殖抑制効果及び運動性抑制効果を評価したところ、試験水および菌株により増殖抑制・運動性抑制効果に差があることが明らかとなり、ミネラルに対する感受性が菌によって異なることが示されました。

※1:室戸海洋深層水
 一般的に海洋深層水とは、太陽の光さえ届かない水深200m以深の水温が急に冷たくなっている層にある海水のことをいいます。その海水は陸水や大気由来の化学物質にさらされる機会が少ないため、きわめて清浄です。「室戸海洋深層水」は、高知県室戸沖の水深344mから汲み上げられた水をいいます。
 今回の試験で用いた試験水Cは、市販されている室戸海洋深層水100%飲料と同じMg、Ca比で、硬度が異なり2000です。
※2:2005年9月30日「日本臨床検査自動化学会第37回大会」で発表
※3:2006年5月24日「106th General Meeting[American Society For Microbiology]」で発表
※4:硬度
硬度=(Ca量(mg/L)×2.5)+(Mg量(mg/L)×4)
※5:2006年10月13日「日本臨床検査自動化学会第38回大会」で発表

■研究員

竹内啓晃、杉浦哲朗   (高知大学医学部病態情報診断学教室)
山本悦子、安川岳志、中川光司、池上良成 (赤穂化成株式会社)

■研究内容

テーマ 室戸海洋深層水から調製したミネラル比の異なる高ミネラル水による
ヘリコバクター・ピロリ菌の増殖抑制と運動性抑制に及ぼす影響

研究期間   2006年4月~2006年8月
試験水および使用菌株
[試験水] 室戸海洋深層水から調製した高ミネラル水(硬度2000)
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[対照水] ミリQ水

[使用菌株] 臨床分離株を中心に約53株
KMTシリーズ:高知大学医学部附属病院臨床分離株
PYIシリーズ:赤穂市民病院臨床分離株
NYシリーズ:抗生物質(メトロニダゾールおよびクラリスロマイシン)耐性株(日本株)
NTCC11637:臨床分離株(米国株)
26695株:遺伝子レベルまでよく解析されている臨床分離株(欧州株)
HPK5:臨床分離株(日本株)
HPKT510:遺伝子組み換えにて作製したHPK5のcdrA遺伝子(細胞分裂関連遺伝子)破壊株

■増殖抑制試験方法

 ブルセラブロス寒天培地(馬血清10%添加)より充分に生育したピロリ菌を集菌し、ブルセラブロス培養液に懸濁しO.D.600=0.4になるように調整後、この溶液を104、105、106倍に希釈。試験水または対照水を含む寒天培地に希釈した菌懸濁液を10μlずつ滴下後、37℃、CO2  10%環境下で3日間培養し、生菌数(CFU)を測定。

■運動性抑制試験方法

  ブルセラブロス寒天培地(馬血清10%添加)より充分に生育したピロリ菌を試験水または対照水を含む軟寒天培地に接種。37℃、CO2 10%環境下で7日間培養し、コロニーの直径を測定。

■評価方法

 対照における生菌数、コロニーの直径を100%として、試験水の増殖抑制効果と運動性抑制効果を判定。試験は3回以上行い、対照に比して80%より小さい値を示したものを増殖抑制効果・運動性抑制効果ありと判定。複数回の試験における増殖抑制効果・運動性抑制効果の割合(%)で評価した。

増殖・運動性抑制効果の割合(%)=効果のあった試験回数/総試験回数

■試験結果

1)菌株の種類及びMg、Caの配合量の違いにより増殖抑制効果・運動性抑制効果に差が見られた。
2)マグネシウム添加量の多いDの組成の水が最も多くの菌株に対して増殖抑制効果を示した。
3)運動性抑制試験においては、カルシウム添加量の多いA及びBの組成の水で、より高い運動性抑制効果が得られた。

■増殖抑制・運動性抑制_試験結果

100%:★、75~99%:◎、50~74%:○で評価。      
              
●評価表
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□資料提供:赤穂化成株式会社
・発表日:2006年11月10日
・発表会名:第53回日本臨床検査医学会
・発表者:赤穂化成株式会社

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室戸海洋深層水から調製した硬度の異なる水によるヘリコバクター・ピロリ菌の増殖抑制と運動性抑制に及ぼす影響

 

ピロリ菌増殖抑制!室戸海洋深層水から調製した硬度の異なる水によるヘリコバクター・ピロリ菌の増殖抑制と運動性抑制に及ぼす影響

 室戸海洋深層水※1から調製した硬度※2の異なる水による、生体外でのヘリコバクター・ピロリ菌の増殖抑制と運動性抑制に及ぼす影響についての検討が、赤穂化成株式会社と高知大学医学部との共同で行われ、日本臨床検査自動化学会第38回大会で発表されました。
 ヘリコバクター・ピロリ菌(以下、ピロリ菌)は人の胃内に定着・感染し、上部消化管疾患をはじめとした様々な疾患へ関与することが報告されています。現在、ピロリ菌の除菌にはプロトンポンプ阻害剤と2種類の抗生物質の3剤療法により実施されていますが、耐性菌の出現や副作用などによって除菌不成功例が増加しています。これまで赤穂化成株式会社は、高知大学医学部と共同で以下の発表を行いました。
①室戸海洋深層水100%飲料(硬度1000)によるピロリ菌の増殖抑制に及ぼす影響※3
②室戸海洋深層水から調製した5種類の高ミネラル水による、ピロリ菌の増殖抑制と運動性阻害に及ぼす影響。※4
 今回の試験では、臨床分離株51株のピロリ菌に対する、硬度の異なる海洋深層水の増殖抑制と運動性抑制効果について検討が行われました。試験には海洋深層水より調製した高ミネラル水(硬度を100、500、1000、2000に調製)および対照にはミリQ水が用いられ、増殖抑制試験と運動性抑制試験が実施されました。
 増殖抑制試験ではブルセラブロス(馬血清10%添加)寒天培地で2日間培養したピロリ菌をブルセラブロス培養液に懸濁し、この懸濁液を適宜希釈し、試験水または対照水を含むブルセラブロス寒天培地に10μLずつ滴下した後、37℃、CO210%の環境下で3日間培養した後のコロニー数(CFU)が測定されました。
 また、運動性抑制試験ではブルセラブロス寒天培地で2日間培養したピロリ菌を試験水または対照水を含むブルセラブロス軟寒天培地に接種。37℃、CO210%の環境下で7日間培養した後、コロニーの直径が測定されました。
 結果、対照におけるコロニー数及びコロニーの直径を100%として、試験水のピロリ菌増殖抑制効果及び運動性抑制効果を評価したところ、増殖抑制・運動性抑制効果は硬度や菌株によりその程度に差は認められたものの、硬度の高い水の方がピロリ菌に対して高い増殖抑制・運動性抑制効果を示す傾向にありました。
今回の研究結果から、室戸海洋深層水から調製した高ミネラル水がピロリ菌の感染予防あるいは感染菌数を減少させる可能性があることが示されました。

※1:室戸海洋深層水
 一般的に海洋深層水とは、太陽の光さえ届かない水深200m以深の水温が急に冷たくなっている層にある海水のことをいいます。その海水は陸水や大気由来の化学物質にさらされる機会が少ないため、きわめて清浄です。「室戸海洋深層水」は、高知県室戸沖の水深344mから汲み上げられた水をいいます。
 今回の試験では、室戸海洋深層水100%飲料硬度1000及び硬度1000を2倍希釈したもの(硬度500)、10倍希釈したもの(硬度100)と、同じ組成の硬度2000が用いられました。
※2:硬度
   硬度=(Ca量(mg/L)×2.5)+(Mg量(mg/L)×4)
※3:2005年9月30日「日本臨床検査自動化学会第37回大会」で発表
※4:2006年5月24日「106th General Meeting[American Society For Microbiology]」で発表

■研究員

竹内啓晃、杉浦哲朗   (高知大学医学部病態情報診断学教室)
山本悦子、安川岳志、中川光司、池上良成 (赤穂化成株式会社)

■研究内容

テーマ 海洋深層水より調製したミネラル含有水のヘリコバクター・ピロリ菌に対する影響

研究期間 2005年11月~2006年8月

試験水および使用菌株
[試験水] 室戸海洋深層水から調製した水
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[対照水] ミリQ水
[使用菌株] 臨床分離株を中心に約51株
KMTシリーズ:高知大学医学部附属病院臨床分離株
NYシリーズ:抗生物質(メトロニダゾールおよびクラリスロマイシン)耐性株(日本株)
26695株:遺伝子レベルまでよく解析されている臨床分離株(欧州株)
NTCC11637:臨床分離株(米国株)
HPK5:臨床分離株(日本株)
HPKT510:遺伝子組み換えにて作製したHPK5のcdrA遺伝子(細胞分裂関連遺伝子)破壊株

■増殖抑制試験方法

 ブルセラブロス寒天培地(馬血清10%添加)より充分に生育したピロリ菌を集菌し、ブルセラブロス培養液に懸濁しO.D.600=0.4になるように調整後、この溶液を104、105、106倍に希釈。試験水または対照水を含む寒天培地に希釈した菌懸濁液を10μlずつ滴下後、37℃、CO2  10%環境下で3日間培養し、CFU(コロニー数)を測定。

■運動性抑制試験方法

  ブルセラブロス寒天培地(馬血清10%添加)より充分に生育したピロリ菌を試験水または対照水を含む軟寒天培地に接種。37℃、CO2 10%環境下で7日間培養し、コロニーの大きさを測定。

■評価方法

 対照におけるコロニー数、コロニーの大きさを100%として、試験水の増殖性抑制効果と運動性抑制効果を判定。試験は3回以上行い、対照に比して80%より小さい値を示したものを増殖抑制効果・運動性抑制効果ありと判定。複数回の試験における増殖抑制効果・運動性抑制効果の割合(%)で評価した。

増殖・運動性抑制効果の割合(%)=効果のあった試験回数/総試験回数

■試験結果

1)硬度の高い水の方がヘリコバクター・ピロリ菌に対し、高い増殖抑制効果及び運動性抑制効果を示した。
2)硬度2000の高ミネラル水では多くの菌に対して顕著な増殖抑制効果及び運動性抑制効果が得られた。
3)ヘリコバクター・ピロリ菌の種類によって効果に差が見られた。

■増殖抑制_試験結果

100%          : 下表内★で評価
75~99%         : 下表内◎で評価
50~74%         : 下表内○で評価

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□資料提供:赤穂化成株式会社
・発表日:2006年10月13日
・発表会名:日本臨床検査自動化学会第38回大会
・発表者:赤穂化成株式会社

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室戸海洋深層水から調製した高ミネラル水(ミネラルバランス、Mg/Ca比違い)による、ヘリコバクター・ピロリ菌の増殖抑制と運動性阻害に及ぼす影響

 

ピロリ菌増殖抑制!室戸海洋深層水から調製した高ミネラル水(ミネラルバランス、Mg/Ca比違い)による、ヘリコバクター・ピロリ菌の増殖抑制と運動性阻害に及ぼす影響

 室戸海洋深層水※1から調製した高ミネラル水による生体外でのヘリコバクター・ピロリ菌の増殖抑制と運動性阻害に及ぼす影響についての検討が、赤穂化成株式会社と高知大学医学部との共同で行われ、106th General Meeting  (American Society For Microbiology)で発表されました。
 ヘリコバクター・ピロリ菌(以下、ピロリ菌)は人の胃内に定着・感染し、上部消化管疾患をはじめとした様々な疾患へ関与することが報告されています。現在、ピロリ菌の除菌にはプロトンポンプ阻害剤と2種類の抗生物質の3剤療法により実施されていますが、耐性菌の出現や副作用などによって除菌不成功例が増加しています。
 赤穂化成株式会社と高知大学医学部との共同で、室戸海洋深層水100%飲料(硬度1000)がピロリ菌に及ぼす影響について研究した結果、室戸海洋深層水100%飲料(硬度1000)によりピロリ菌の増殖が抑制されることが確認されました(2005年9月30日 日本臨床検査自動化学会第37回大会で発表)。
 さらに、ピロリ菌の持つ増殖と運動性に対し、室戸海洋深層水から調製した5種類の高ミネラル水が及ぼす影響について検討されました。
 試験では、室戸海洋深層水より調製した5種類の試験水を用い、対照水にはミリQ水※2を使用。ブルセラブロス(馬血清10%添加)寒天培地で生育したピロリ菌をブルセラブロス培養液に懸濁し、この溶液を適宜希釈し、この希釈溶液を試験水及び対照水を含む寒天培地に10μlずつ滴下した後、37℃、CO210%環境下で培養し、3日後のコロニー数(CFU)を測定し、増殖に対する影響が調査されました。また、運動性試験には、ブルセラブロス(馬血清10%添加)寒天培地で生育したピロリ菌を、減菌したつまようじで一定量ずつ掻き取り、ブルセラブロス寒天培地(0.25%)に植菌し、37℃、CO210%環境下で培養し、7日後のコロニーの大きさが測定されました。いずれの試験にも約50種類のピロリ菌が用いられました。
 結果、5種類の試験水で値に差はあるものの、室戸海洋深層水から調製した高ミネラル水は、ピロリ菌の増殖とその運動性の両方を阻害することが示されました。
 この研究結果から、室戸海洋深層水から調製した高ミネラル水はピロリ菌の感染を予防するために使用される事が期待されます。

※1:室戸海洋深層水・・・一般的に海洋深層水とは、太陽の光さえ届かない水深200m以深の水温が急に冷たくなっている層にある海水のことをいいます。その海水は陸水や大気由来の化学物質にさらされる機会が少ないため、きわめて清浄です。「室戸海洋深層水」は、高知県室戸沖の水深344mから汲み上げられた水をいいます。
 今回の試験では、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムの濃度を変化させた5種類の調製海洋深層水を使用しました。
※2:ミリQ水・・・・・超純水製造装置で濾過した水

■研究員

竹内啓晃、杉浦哲朗 (高知大学医学部病態情報診断学講座)
安川岳志、中川光司 (赤穂化成株式会社)

■研究内容

テーマ 海洋深層水より調製した高ミネラル水によるヘリコバクター・ピロリ菌の増殖と運動性に及ぼす影響
研究期間 2005年5月~10月
試験水及び使用菌株 
[試験水] 室戸海洋深層水から調製した5種類の高ミネラル飲料
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*調製海洋深層水C:室戸海洋深層水(硬度1000)

[対照水] ミリQ水
[使用菌株] 臨床分離株を中心に約50株
KMTシリーズ:高知大学医学部附属病院臨床分離株
NYシリーズ:抗生物質(メトロニダゾールおよびクラリスロマイシン)耐性株(日本株)
26695株:遺伝子レベルまでよく解析されている臨床分離株(欧州株)
26695CA1,26695CA2:26695派生株;cagA遺伝子破壊株、
クローン1、クローン2
NTCC11637:臨床分離株(米国株)
CPY3401:臨床分離株(日本株)
SS-1:臨床分離株(豪州株)
HPK5:臨床分離株(日本株)
HPKT510:遺伝子組み換えにて作製したHPK5のcdrA遺伝子(細胞分裂関連遺伝子)破壊株
PYI,AK2:赤穂市民病院臨床分離株

■増殖抑制試験方法

・ブルセラブロス寒天培地(馬血清10%添加)より充分に生育したピロリ菌を集菌し、OD600=0.3になるようにブルセラブロス培養液に懸濁し、この溶液を10倍ずつ希釈する。
・試験水または対照水を含む寒天培地に希釈した菌懸濁液を10μlずつ滴下後、37℃、CO2 10%環境下で3日間培養し、CFU(コロニー数)を測定。
・対照におけるコロニー数を100%として、調製海洋深層水の増殖抑制効果を判定。試験は3回以上行い、対照に比して80%より小さい値を示したものを増殖抑制効果ありと判定。複数回の試験における増殖抑制効果の割合(%)で評価。
  増殖抑制効果の割合(%)=効果のあった試験回数/総試験回数

■運動性阻害試験方法

・ブルセラブロス寒天培地(馬血清10%添加)より充分に生育したピロリ菌を減菌したつまようじで一定量掻き取り、試験水または対照水を含む軟寒天培地(0.25%寒天)に植菌する。37℃、CO210%環境下で7日間培養し、コロニーの大きさを測定。
・対照におけるコロニーの大きさを100%として、調製海洋深層水の運動抑制効果を判定。試験は3回以上行い、対照よりもコロニーの大きさが小さいものを運動抑制効果ありと判定。複数回の試験における運動抑制効果の割合(%)で評価。
運動抑制効果の割合(%)=効果のあった試験回数/総試験回数
 また、対照に於けるコロニーの大きさ(直径)が5mm以下のものは運動性なしと判定した。
・両試験には、日本の臨床分離株(種々の上部消化管疾患患者より採取)および26695株など約50株のピロリ菌を使用した。

■試験結果

 ミネラル成分の含有量の異なる5種類の調製海洋深層水では、値が異なるが、ピロリ菌の増殖と運動性の両方を阻害することが示された。


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□資料提供:赤穂化成株式会社
・発表日:2006年5月24日 
・発表会名106th General Meeting (American Society For Microbiology)
・発表者:赤穂化成株式会社

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海洋深層水より調製した高ミネラル水硬度1000のヘリコバクター・ピロリ菌に対する影響

 

ピロリ菌増殖抑制!海洋深層水より調製した高ミネラル水硬度1000のヘリコバクター・ピロリ菌に対する影響


 海洋深層水より調製した高ミネラル水のヘリコバクター・ピロリ菌に対する影響についての検討が赤穂化成株式会社と高知大学医学部との共同で行われ、日本臨床検査自動化学会第37回大会(2005年9月30日)で発表されました。
 ヘリコバクター・ピロリ菌は人の胃内に定着・感染し、上部消化管疾患をはじめとした様々な疾患への関与が報告されています。現在、ピロリ菌の除菌にはプロトンポンプ阻害剤と2種類の抗生物質の3剤療法により実施されていますが、耐性菌の出現や副作用などによって除菌不成功例が増加しています。
 今回の試験では室戸海洋深層水100%飲料※1が用いられ、対照水にはミリQ水※2を使用。Brucella Broth(馬血清10%添加)寒天培地で生育したピロリ菌とBrucella Broth培養液との懸濁液を適宜希釈し、この希釈溶液を試験水及び対照水を含む寒天培地に10μlずつ滴下後、37℃、CO210%環境下で培養し、3日後のコロニー数を測定。評価は対照におけるコロニー数を100%として、室戸海洋深層水100%飲料のピロリ菌増殖抑制効果が判定されました。その結果、室戸海洋深層水100%飲料はピロリ菌に対して増殖抑制を示し、ピロリ菌の種類によってその抑制効果に違いがあることが明らかとなりました。
室戸海洋深層水100%飲料は、生体に対する作用機序が医科学的にも徐々に解明されてきており、整腸作用や生体免疫力に影響すると同時に、生活習慣病などに対する予防的効果も期待されています。このような背景をもとに、今回の研究では、普段の生活のなかで飲料水が手軽に摂取できることに着目し、室戸海洋深層水100%飲料のヘリコバクター・ピロリ菌に対する影響について検討を行ったものです。

※1:室戸海洋深層水100%飲料成分構成・・Mg:200mg/L、Na:74mg/L、Ca:71mg/L、K:69mg/L、硬度1000mg/L
※2:ミリQ水・・・・・純水製造装置で濾過した水

■研究員

杉本千鶴子、竹内啓晃、杉浦哲朗 (高知大学医学部病態情報診断学教室)
安川岳志、中川光司、池上良成 (赤穂化成株式会社)

■研究内容

テーマ 海洋深層水より調製した高ミネラル水のヘリコバクター・ピロリ菌に対する影響
研究期間 2005年5月~7月
試験水 
[試験水] 室戸海洋深層水100%飲料
(Mg:200mg/L、Na:74mg/L、Ca:71mg/L、K:69mg/L)
[対照水] ミリQ水
[使用菌株] 臨床分離株を中心に約60株
KMTシリーズ:高知大学医学部臨床分離株
NYシリーズ:抗生物質(メトロニダゾールおよびクラリスロマイシン)耐性株(日本株)
26695株:遺伝子レベルまでよく解析されている臨床分離株(欧州株)
NCTC11637:臨床分離株(米国株)
CPY3401:臨床分離株(日本株)
SS-1:臨床分離株(豪州株)
HPK5:臨床分離株(日本株)
HPKT510:遺伝子組み換えにて作製したHPK5のcdrA遺伝子(細胞分裂関連遺伝子)破壊株

■方法

・Brucella Broth寒天培地(馬血清10%添加)より充分に生育したピロリ菌を1白金耳採取し、2.8%
Burucella Broth培養液1mlにO.D.600=0.3になるように懸濁。

・その後、10-4、10-5、10-6に希釈し、試験水または対照水を含む寒天培地に10μlずつ滴下後、37℃、CO2 10%環境下で培養し、3日後のコロニー数を測定。

・ピロリ菌は、日本の臨床分離株(種々の上部消化管疾患患者より採取)および26695株など約60株を使用した。

■試験結果

 対照におけるコロニー数を100%として、室戸海洋深層水100%飲料のピロリ菌増殖抑制効果を判定した。試験は3回以上行い、対照に比して80%より小さい値を示したものを増殖抑制効果ありと判定。複数回の試験における、増殖抑制効果の割合(%)で評価した。
〔増殖抑制効果の割合(%)=効果のあった試験回数/総試験回数〕
 結果、室戸海洋深層水100%飲料はピロリ菌に対して増殖抑制を示した。ピロリ菌の種類によってその抑制効果に違いがあった。

100% :KMT11、KMT36、KMT46、NY31  [下表内★で表示]
75~99% :KMT42    [下表内◎で表示]
50~74%  :KMT5、KMT25、KMT27、KMT34、KMT39、KMT40、KMT49、KMT50、NY8、
NY13、HPK5    [下表内○で表示]
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□資料提供:赤穂化成株式会社
・発表日:2005年9月30日
・発表会名:日本臨床検査自動化学会第37回大会
・発表者:赤穂化成株式会社

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