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脂質代謝改善!!室戸海洋深層水100%の「にがり水」の短期及び長期飲用における生体効果について

 「にがり水」の短期及び長期飲用における生体効果についてを赤穂化成株式会社が調査し、その結果は第7回日本補完代替医療学会学術集会で発表されました。
 厚生労働省の国民栄養調査の結果によると、現代人のマグネシウム摂取量の不足が示唆されています。またフィンランドのKarppanenらは、虚血性心疾患の予防には、食事中のカルシウム(Ca)に対してマグネシウム(Mg)が多いことが望ましいと報告しています。研究では、マグネシウムの補充を考慮して、海洋深層水を使用した「にがり希釈水」を飲用した前後の肥満指数・脂質代謝指標を測定して生体への影響について調べています。
 この調査は、短期及び長期の効果を測定するため、2種類の飲用期間に分けて実験が行われました。短期効果の測定では、健常人7名を対象としてラード等負荷時に「にがり希釈水」または「水道水」の投与を行って、同一人で比較。また、長期効果の測定では31名を対象に「にがり(原液、濃縮タイプ)」を1ヶ月にわたり1日あたり10~20ml投与して、前後で比較しています。各観察項目は、体脂肪率、BMI、Mg、血糖、血中脂肪(総コレステロール、中性脂肪)、肝機能、腎臓機能、CPK※1、非特異的IgE※2です。
 その結果、ラード等負荷試験である短期効果の測定では、水道水と比較してにがり希釈水投与グループに脂肪吸収抑制が認められました。また長期摂取では、体脂肪率、BMI、血中脂質及び肝臓機能に改善が見られました。

※1:CPK......クレアチンフォスフォキナーゼ。心疾患に関与する数値
※2:非特異的IgE......アレルギーに関与する数値

【研究概要】

■研究員

太井秀行、端口佳宏、魚住嘉伸、中川光司(赤穂化成株式会社技術開発部)
野崎豊、野崎高史(ノザキクリニック)

■研究内容

テーマ  「にがり水」の短期および長期飲用における生体効果について
研究時期 2002年6月~2004年9月 
対象  [短期効果]   7名(健常な赤穂化成従業員)
   [長期効果]  31名(ノザキクリニックの患者)
使用試料 [短期効果]
・ラード5g入りの即席麺と米飯(高脂質食)
(脂質が栄養所要量1食分の30%増になるよう調整)
・にがり希釈水(Mg238、Na83、K80 単位:mg/L)500ml
・水道水(500ml)
[長期効果]
・ にがり(原液、濃縮タイプ)(Mg 8500mg/L、Na 4700mg/L、K 2900 mg/L) 10~20ml/日 

■方法

 データはpaired student t検定にて解析した。観察項目は体脂肪率、BMI、Mg、血糖、血中脂肪
(総コレステロール、中性脂肪)、肝機能、腎臓機能、CPK、非特異的IgEとした。

■検査結果

【短期効果】
 「水vsにがり」でカイロミクロンAUC※3に316vs237mg/min/dl、血中2時間値でカイロミクロンに107vs61mg/dl、VLDL※4に138vs71mg/dlと有意な(P<0.05)低下を認めた。

※3 AUC ・・・・血中濃度曲線下面積
※4 VLDL ・・・超低密度リポタンパク

【長期効果】
 「にがり」の飲用にてMgは2.32より2.53mg/dlと上昇し、生体効果としてはBMIが28.1より27.7、体脂肪は37より35.6%、総コレステロールは242より219mg/dl、中性脂肪は249より166mgと改善を認めた以上は全て有意(P<0.01)であった。また肝機能異常者全員に肝機能〔GOT(5名)、GPT(6名)、γGTP(3名)〕の改善を見た。高IgE血症者では820より784IU/mlと平均値の改善を認めたが有意差はなく、その他の検査指標にも有意差を認めなかった。

【参考】
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□資料提供:赤穂化成株式会社
・発表日:2004/10/29〜30
・発表会名:第7回日本補完代替医療学会学術集会
・発表者:赤穂化成株式会社

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