海の生物を育む栄養分がいっぱい

 

深層水の良さって何?

深層水の良さって何?海の生物を育む栄養分がいっぱい

 海の中では植物プランクトンから始まる、図のような食物連鎖が起きています。ところが、植物プランクトンは太陽の光が届かないところでは光合成、つまり生息することができません。このため、光合成に必要な窒素やリンなどの栄養素は、消費されないまま深海へと沈んでいき、海洋深層水にたっぷりと蓄えられます。

無機栄養塩に富む この栄養分たっぷりの海洋深層水が表層へと湧き上がり、太陽の光が当たると、植物プランクトンはいっせいに光合成を始め、それを食べる動物プランクトン、さら小型や大型の魚たちが集まってきます。全海洋面積のわずか0.1パーセントに過ぎない湧昇域が世界の漁獲量の約6割を占めているのは、このような理由からです。

http://www.pref.kochi.lg.jp/
高知県商工政策課 海洋深層水推進室ホームページより

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四季を通じて低温で安定

 

深層水の良さって何?

深層水の良さって何?四季を通じて低温で安定

 水深が200メートルくらいまでの表層では、太陽光、気温、水温が異なる海水などの影響を受けて、海水の温度が大きく変化します。しかし、これより深いところでは太陽の光が届かないため、水温に影響はありません。しかも、表層と深層の間には、水深とともに水温が低下する「水温躍層」というバリア層があるため、互いが混ざり合うことはなく、その結果、深層水は年間を通して低温で安定しています。

 室戸岬周辺の表層水の水温を見てみると、16~28度の間で季節ごとに変化が見られますが、深層水の場合は年間を通して10~12度と常に低温で安定しています。


低温安定性

http://www.pref.kochi.lg.jp/
高知県商工政策課 海洋深層水推進室ホームページより

 こうした特性は熱エネルギーとして活用できる可能性があり、ハワイでは1970年代から発電に生かす研究が進められてきました。また室戸市では、冷房設備などにも利用されています。そのほか、深海性の生物や低水温を好む魚の養殖にも適しているなど、漁業分野での活用も期待されています。

 

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きれいで安全な水

 

深層水の良さって何?

深層水の良さって何?きれいで安全な水

 海洋深層水の優れた特徴のひとつは、きれいで安全な水であるという点です。産業排水や生活排水などで汚染された河川の水は海へと流れ込みますが、その影響を受けるのは表層水です。また、表層は大気にさらされるため、酸性雨や大気汚染の心配もあります。しかし、深層は化学物質などによる汚染の心配はほぼないと言っていいでしょう。


 また、海水中の細菌の数も表層部分では多いものの、深くなるにつれてその数が少なくなることが分かっています。さらに、光合成が行われないため、プランクトンが発生せず、きれいな状態が保たれています。

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ミネラルをバランスよく含む水

 

深層水の良さって何?

深層水の良さって何?ミネラルをバランスよく含む水

人間の体に必要な3大栄養素は、筋肉や内臓、血液をつくるために必要な「タンパク質」、身体を動かすエネルギーとなる「脂質」と「糖質」です。このほか、身体のさまざまな機能を調節し、生理作用に必要なのが「ビタミン」と「ミネラル」。これら5つの栄養素をバランスよく取り入れることで、私たちは健康を保つことができるのです。

しかし、現代人は特にミネラルが不足していると言われています。海洋深層水が注目される理由のひとつは、このミネラルが実にバランスよく、豊富に含まれているからです。しかも、そのミネラルバランスは人間の体液や羊水とたいへん近く、このことからも私たちのふるさとが海であることが分かります。

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