色が美しく、優しい味がポイント!
年の瀬を前に、お正月料理やお歳暮の定番のカズノコの生産が岩内で最盛期を迎えている。水産加工場では黄金色に輝くカズノコの箱詰め作業が連日続いている。
町大浜にある一八興業水産は、アラスカ産のニシンを仕入れて、卵(カズノコ)を岩内の海洋深層水で血抜きして、熟練の従業員が目や手触りで数十種類に選別し、塩水で締めて1週間以上寝かせて、黄金色に輝くカズノコを生産している。紀哲郎専務(52)は「深層水を使うのがこだわり。色味が美しく、優しい味になる」そうである。
出荷は今月から始まり、月末がピークで、大阪や東京の市場など全国各地に届く模様。
北海道新聞 2014年11月19日掲載より