全国納豆鑑評会で優良賞を受賞した伊豆の納豆は海洋深層水を使用!!

伊豆の海洋深層水を使って新たな特産品を作ろうと7年前に「伊豆深層水活用組合」(佐藤潤一組合長)が発足。現在、伊東、下田、熱海、伊豆各市の22社が加盟し、駿河湾や伊豆沖からくみ上げた海洋深層水を使って26品目を製造している。伊東市鎌田のメーカーは今年2月、全国納豆鑑評会に新商品「海の賜(たまもの)」を出品し、小粒・極小粒部門で優良賞を受賞した。同商品は、北海道産のスズマル大豆を海洋深層水に一晩つけて、じっくりと発酵させた一品。従来の納豆に比べて粘りが強く、においが少ないと高評価を得た。

海洋深層水を使うことで豆に水分が十分吸収され、実と皮の柔らかさが均一になったという。メーカーは「納豆が苦手という方も抵抗なく食べられる」と太鼓判を押す。 伊豆地区のスーパーマーケットや宿泊施設などで販売されている。また、今月には各社の商品を全国に広くPRしようと商品カタログを作った。佐藤組合長は「海洋深層水にはまだ多くの可能性が秘められている。今後も多くの方々の意見を取り入れながら商品開発を続け、伊豆全体の活性化につなげていきたい」と意気込んでいる。

 

 

「海の賜物」は駿河湾沖海底600mから汲み上げた海洋深層水をふんだんに使用。大豆は北海道産すずまる大豆(小粒)を使用しており、納豆臭は少なめだそうです。

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